秘密の契約
「明日、抜糸だからお迎えに来ないでいいからね?」



日菜が話を変えようとしているのがわかる。



「俺が病院へ連れて行く」



「千波くん……明日から大学でしょ?」



「明日は早く終わるから気にしなくて良い」



日菜は仕方なく了承の意味で頷いた。




< 212 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop