秘密の契約
萌の目に入ったのは姉と千波が手を握り合って見つめ合っている所。



正確には握り合ってはなく、千波の指が日菜の手に触れているだけだが。



「やだっ!なんで2人の顔がくっつきそうなくらい近いの?」



まるでキスでもしそうなくらい顔が近い。



萌に指摘されて日菜は我に返ってパッと離れた。



「目、目にごみが入っちゃったから千波くんに見てもらってたの」



とってつけたような言い訳に萌は納得するとすぐに千波の横にペタンと座った。



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