秘密の契約
『家元が?』



家元と聞いて日菜にプロポーズをしたという夏葉を思い出した。



「うん」



『これから日菜の家に行っていいかな?』



千波の言葉に日菜はうれしくなる。



「本当に!?うれしい♪ 千波くん 気をつけてきてね?」



『すいていれば30分で着くよ』



そう言って携帯が切れた。



誕生日プレゼントを貰ったみたいにうれしい日菜だった。





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