秘密の契約
郁斗が日菜を見て申し訳なさそうな顔になる。



「このお店、混んでますね。席がいっぱいなので相席してもいいですか?」



京香がにっこり笑いながら千波に聞く。



さっきまで空いていた店だがサッカー部の団体で席は満席に近かった。



「おいっ!」



デートの邪魔するなって!



郁斗が慌てて京香に言う。



「だって……」



「どうぞ?」



千波は京香に言った。




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