秘密の契約
『日菜ちゃん』



「いいえ、朝倉です」



『朝倉くんか……日菜ちゃんは?』



「席をはずしています」



きっぱりとした言葉に夏葉は心の中でため息をついた。



『日菜ちゃんに謝りたいんだ 今日の事で』



「これ以上、日菜を傷つけたら俺が黙っていませんよ」



『……これから会えないかな?面と向かって謝りたいんだ』



夏葉の言葉は本心だと千波は感じた。



「……わかりました」



千波はマンションから程近いカフェを指定した。






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