禁断×恋愛
「…ちょ、くすぐったいよ」
それから、あたしの首のところに顔を埋めるのも好きらしい。
ホントはあたしがはるちゃんに抱きつきたいのに…
「ん…雛の匂い…」
少し掠れた甘い声のはるちゃんにどきりとする。
授業中の声も好きだけど、こういう声も好き。
電話のときとかとはまた違う声。
「ね、はるちゃん…」
「なに?」
はるちゃんは顔を上げて、意地悪な瞳であたしを見つめる。
「え~…、だから…」
「言わなきゃわかんない」
そう言っててもいつもわかってるじゃんっ。
「…ん、してよ?」
「くくっ、仕方ないなぁ」
はるちゃんがゆっくりと首を傾け、あたしにキスをする。