ピュアに恋して♪
「ばっかじゃないの。あんたに助けてもらわなくてもこっちは全然平気なんだけど」
「あ、うん・・・。ごめんね」
「いちいち謝んないでくれる?ウザいから」
「うん・・・ごめ・・・あ・・・うぅ」
どんどん小さくなる。
余計なお世話だったみたいだ・・・。
でも、さっきのって。
「あの、えと・・・。さっきのって」
「聞いてどうするわけ?程度の低いいじめってやつだよ。ばっかみたい」
「あ・・・、えと・・・」
「てか、用ないなら帰るけど」
ため息交じりにそう言われ肩を竦めた。
でも・・・。
「でも、あんな風に言われて平気な人っていないと思うから」
「はぁ?」
「あんな風に、責められるのって、やっぱ、辛いし・・・だから」
ああ、なにが言いたいんだろう。
うまく、言えない。