ドクトル…あなたに恋して良いですか?
出会いはイマイチ。
「茅乃!」
「セーラ?」

バタバタと走って病室に入ってきた、そう。幼なじみであり親友のせあらだった。

「事故って!」
「意識だってあるし何にも問題ないんだから。」
「でも入院って…!」
「ん、なんかね。膝イっちゃったみたいで。」
「いったって…」

なんだか1人で無駄にテンパるような様子のせあら。

「なんかね、事故の時に運悪くて何とかっていってた…膝のお皿?割れてその中の筋が切れちゃったんだって…」
「大変じゃん!?手術は?」
「体調見て予定は明日みたい。」

そんな話をしていた時だ。ノックと共に戸が開いて医師が1人入ってきた。
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