偽恋からはじめてみました。

幸せな日々の経過は早く
私たちは付き合い始めてから
もう2年ほどたっていて


こーちゃんと
同じ高校に行くために
毎日必死に勉強していた。



「こーちゃん、ここわかんない!」


「ちょっとまってねー」


こーちゃんは最近少し
冷たい。

受験期だからピリピリしてて
当然だけど

ちょっとさみしかった。




「みお?どこの問題が分からないの?」


「えっとねー…ここなんだけど…」


「これならこーやってね…ここを当てはめて…」

「わかった!ありがとこーちゃん!」


「うん…」


「…そーいえば、明日はクリスマスだね!今年も一緒にケーキ作ろうね!あ、でも勉強あるよね…」


私ばっかりはしゃいで
バカみたい。

勉強しよ…。








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