今日から君は幼なじみ以上

「でもドナーが見つかるか分かんないから、寧々に死ぬかもしれないんだって言ったんだよ。」




そう言って直人はあたしの手を強く握った。




「俺まだ、寧々と勝負つくまで死にたくねぇよ...だから答えを聞かせて?」




直人の一言があたしの心をチクリと刺さる。


触れられる手が熱い。顔も熱い。ドキドキしてこっちが心臓病になるんじゃないかって思う。




「あ、あたしは...」




もうこの際告白する?いや、それじゃあ、あたしの負けになる。


でも、直人は真っ直ぐあたしを見つめてる。あたしもそれに応えるように見つめ返した。

< 68 / 69 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop