中学最後の大仕事
……
帰り道、みんな無言だった。
中学校最後のフィナーレとして、この大仕事をやりとげられたら、すごいと思う。


だけど、不安もたくさんあるからだ。


そんな中で最初に沈黙を破ったのは潤だった。

『みんな、やろうぜ。最後の思い出作りとして。』
潤の言葉に迷いはなかった。
はっきりやると言ったからだ。


そして、みんな頷いた。
そこからの帰り道は楽しかった。これからの予定を立てたり、クラス替えの秘密(おばあちゃんの企み)を言ったら、みんな驚いてた(笑)


よ〜し!これからがんばるぞぉ!
●第一章 おばあちゃんの企み
           終わり
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