中学最後の大仕事
手足を縛られて、口をハンカチで塞がれた真生が横たわっていた。

やっと会えた。
無事で良かった。


すぐに真生に近寄った
縄を解く ハンカチを取る


すると、真生は目を開けた。
『潤、やっと会えたね』


微笑みながら、真生は言う


真生が誘拐されたと聞いて、いてもたってもいられなかった
真生が隣にいてくれない時間がとても長く感じた


安心した俺の目からは涙が溢れてきた
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