ヤンキーなんて大嫌い!



『これで…黒崎会は終わりだぁ!』




それと同時にガソリンをぶちまいた。もちろん俺も…




沼倉くんが火のついたマッチを投げ捨てた。辺り一面火の海に包み込まれた……。




『…優斗!逃げるぞ!』




俺たちは車のある裏の小門へ逃げた。




……少女は無事なんだろうか…。気になって仕方がなかった。




ーゴォォォォォ!




火はどんどん大きくなってゆく。離れはとっくに火にかこまれていた……



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