ピアノ少年とサッカー少年と私

合唱コンクール

指揮者とピアノ

今日学校はまぁごくごく平凡に過ごした。

火曜日の６時間目。今日は学活だ。

ガラガラ。
先生が入って来た。
先生が今日のテーマを話し出した。
「今日は再来月にある合唱コンクールの指揮者と伴奏を選ぶ。
誰か推薦や立候補はいないか？」皆はピアノなんて無縁だよという顔をして白けている。

「はい。推薦したいと思います。」
そう手を挙げたのは裕君だった。先生は関心していて誰だ？と聞いた。


裕君が指名したのは。