半分のキモチ
本当は言いたいことはいっぱいあると思う。
だけど、それを飲み込んで何時も私の話を聞いてくれる。
どんな私でも否定しないで、全てを受け入れてくれる。


「京子、」

「ん?」


……ありがとう。
そう言おうと思っていたら「何ぶら下げてんの?」


私と京子の間にかっちゃんが割り込んできた。


私は京子から隣に来たかっちゃんに視線を移し


「あっ、清水のタオル」

「清水の?何で宮本が?」

「さ~。清水が持ってろって」

「清水が?」

「うん」

「何で?」

「さ~」


私が肩をすぼめて笑うと「清水も何考えてんだか」と京子と同じようなことを口にして、真っすぐ清水の背中に視線を向けていた。



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