半分のキモチ
「まぁ、お前がリサちゃんと付き合ってるってことは、宮本は振られた訳だ」

「……振ってねーよ」

「は?じゃあ、二股?」

「お前な……」


三上を睨むと「冗談だよ」と笑って宮本に視線を向けた。


「彼女居るのに、健気に頑張ってんだな」

「……バカなんだよ」

「何?」

「いや、何でもねーよ」


健気にって問題じゃねーだろう。
ただのバカだろう。

さっさと諦めて次に行けば良いのに。
そうすれば、そうやって笑えんだろう。

< 44 / 250 >

この作品をシェア

pagetop