この手を離さない
「そんなに喜んでくれるんだ」



はしゃぎまくる私を見て、光輝は驚きを隠せないでいる。



「当り前だよ!私は光輝がバスケをする姿を見るのが大好きだったんだよ。光輝、またその姿を見せてくれてありがとう!」




興奮が冷めず、私はまだ息が荒い。




「大好き『だった』って今は過去形なの?」



私とは反対に、光輝は私の目を覗き込むように見つめた。




少々予想外の質問。




光輝、何でこんなこと聞くの……?


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