ソルト
「どした?」
和樹に聞かれて足に目をやると思った以上に腫れていて驚いた。
「え?足やばいじゃん、いつから?」
「さっき軽くひねってそのままにしてたら…」
「バカ」
「へっ…?」
真剣な眼差しでそう言われるのは初で間抜けな声が出てしまった。
「なんですぐ冷やさないんだよ、悪化するぞ」
そう言って和樹は手を差し出した。
「捕まって」
私はあまりの痛みに素直に従うしかできず、保健室まで連れていってもらうことにした。