ソルト


***




1人だけクラスが違う和樹を含め4人で帰るのは

少し異様な光景だった。

芭音と琉惟は自転車通学なので自転車を押して歩いている。

さらに、琉惟は足が痛いと言う私を乗せてくれていて、本当に申し訳ない。

「瀬野くん…のクラスってお化け屋敷だったよね?」

芭音が気を利かせて話し出す。

「呼び捨てでいいよ、そう、3組と戦って権利とったやつ」

「そっか、2組がとってたんだっけね」

「いいな~やりたかったな、お化け屋敷」

「3組も楽しそうじゃんか」

「まーね」

少しすると意外にもすぐに打ち解けて4人でガヤガヤと帰っていた。

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