甘く苦い、毒牙に蝕まれて





同い年で、明るいまひろちゃんとはすぐ打ち解ける事ができた。



家が隣同士という事もあってか、僕らは互いの家に入り浸る事が当たり前になった。


遊ぶ時はいつも一緒。



まひろちゃんは、



「桜見に行こうよ~!」


どこに行く時も、




「かき氷食べに行かない?」


何する時も、



「一緒に雪だるま作ろうよ!」


いつも僕を誘ってくれた。



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