課長の瞳で凍死します 〜Long Version〜
リビングに戻った真湖は家の中を見回し、
「三上さん、片付けまで、ちゃんとしてますね。
なんだかもういつも通り」
と呟く。
来たときよりも美しく、とはこのことか。
空気まで入れ替えていってくれたので、とても呑み会の後とは思えない。
「なんでもいいから、さっさと風呂に入れ」
「はーい」
「俺のシャンプー使うなよ」
と言われ、えーっ、と言うと、
「石鹸で洗え、石鹸で」
と言われる。
ごわごわになるじゃないですかっ、と文句を言った。