世界を敵にまわしても
待ちに待ったような、来ないでほしかったような裏腹な気持ちを抱えたまま放課後を迎えた。




帰りのホームルームと掃除を終えた私は、運動が嫌いだったのも忘れて図書室に走った。




教室を出る直前、エミの呆れきった顔とレイちゃんの心配そうな顔を視界の端にとらえてしまった。




ごめんね!




エミ、レイちゃん。



この気持ち、どうしても止められないんです。



早く高塚君に会いたいの。



会って話して高塚君がどんな人なのか知りたいの。


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