世界を敵にまわしても
それにしても、こんなことされるなんてよっぽど嫌がられていたんだろうな。



でも何で?



今まで話したこともないし、高塚君は私の存在もはっきりとは知らなかったはずなのに。



せいぜい吉田君達の友達っていう程度の認識でしょう?



考えても仕方ないか。



ごめんね高塚君。



もうこれ以上は関わらないから安心して。



あーあ!



気持ちがどんどん卑屈になる。



諦めたいのに、頭の中は高塚君でいっぱいだよ。



「リカ、もう本当にこれっきりにしないと傷つくのはあんたなんだからね」



エミ、ちゃんと分かってるよ。


自信ないけど、忘れられるように頑張ってみるよ。



高塚君のためにも、私自身のためにもそれが1番なんだよね。


それでも、今夜も昨夜同様枕を涙で濡らすことでしょう。


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