無自覚美少女!
その女は顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。

「へぇ〜かわいい女じゃん。ちょうど隣だし。落としてみるか。」

「佐々木様?何かいいましたか?」

ブリッコが話しかけてきた。

「いや。何もいっておりませんよ。それより、僕は席の方へ行きたいのですが。」

「あっすみません。」

「いえ。」

あぁ〜めんどくせぇ。

ふと俺はあの美少女の方へ目を向けた。

するとそこにはスゴく嫌な顔した美少女がいた。

俺の隣なのになんで嫌な顔するなんていい度胸してんじゃん。

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