運命の恋、なんて。
ドキドキするのを通り越して、ちょっとびっくり。




「電車行っちゃったよ~…八雲くーん」




「ごめん。次の電車がくるまでここにいる」




やっと放してくれたけど、次の電車は特急待ちで15分後。




「こんなことなら、自転車とりに帰るんだった~」




嫌味っぽく言うけど、全然こたえてない。




「マジで?今からとりに行くか。付き合うよ」




ホントにそうしそうだから、困っちゃう。




「ううん、やっぱり電車で帰るね。明日お弁当持って作って渡さなきゃだし。そうだ、買い物行かなきゃ。早く帰りたい」




「おう!今度こそ、帰すから」




ホントかな~?



< 279 / 827 >

この作品をシェア

pagetop