運命の恋、なんて。
「うん」



「洗脳されてんな~」



「そうなのかな…」



「ま、いい心がけではあるよな。八雲だって、実際それで色々うまくいってるし」



そうなんだ?



「ノンちゃんのこと…見守ることにする。それで、いいよね」



「そうしたいなら、すれば?」



ヤスくんには、あんまり同調してもらえなそう。



まぁ、仕方ないか。



「なんか腹減ったなー。暇だろ、ついてこいよ」



「あたし?」



「他に誰がいんの。友達は確井と一緒で、胡桃ちゃん放ったらかしじゃん。このまま放置したら、後で八雲に俺が怒られそう」



「大丈夫だよ、あたしは」



「俺も暇だし。話相手ぐらいになら、なれるけど?」



ちょっと前なら、ヤスくんとふたりで学祭をまわるなんて考えられなかったけど。



今なら…いいかな?



すごく、話しやすいんだよね。



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