E・N・M・A~えんま~


「千夏」


名を呼ばれ振り返ると、そこには相変わらず美しい銀髪をなびかせて閻魔が立っていた。



口元は右端を少し上げただけだったが、それが閻魔の笑い方なのだ。


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