E・N・M・A~えんま~


笑ってはいるが、目が笑っていない。

それに、瞳がこちらを向いていない・・・。


何か、隠しているーー??


直感的にシグナル音が鳴った。


たまに、こういった第六感的なシグナル音が聞こえることがあり、物心ついた頃からこれは結構な確率で当たるのだ。



母の顔を真っ直ぐに見る。



「お母さん、じゃあ今なんでワタシと一緒に泣いたの?!ーーただ具合悪くて寝てただけのワタシを心配したにしては、大袈裟だよ…」



母は静かに、じっとワタシの言うことを聞いていた。



そして、一つ溜め息をつくと話し出した。




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