E・N・M・A~えんま~
どさっ・・・。
ワタシの上に何者かが覆い被さった。しかも、力強く抱きしめられている・・・。
そしてーー。
「千夏・・・」
男の声がワタシの名を切なげに呼んだかと思うと、次の瞬間には唇に何かが触れた。
「や・・・っ・・・。ん・・・っ!」
腕を突っ張り相手の胸のあたりをぐいぐいと押すが、まったくびくともしない。
ようやく暗闇に目が慣れた頃、相手が誰なのかが分かった。
「宮下・・・くん」