E・N・M・A~えんま~


「短気は損だぞ」



そう耳元で囁かれ、軽く震えるワタシに、

「千夏は耳が弱いんだったな」



などと更に恥ずかしくなるようなことをサラリと言ってのけた。





そんなやり取りをコソコソする間に、何がどうしたのかーー。






あの母が、愁の足元に膝まづいたのだ。







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