E・N・M・A~えんま~
弐の巻~接触~(☆千夏)


回転ドアがくるくると回る中に放り込まれたような錯覚を覚えて、気持ちが悪くなり目を開けた。


いつの間にやら眠ってーー気絶していたらしい。


夢を見ているのかもしれない。
辺りは薄暗くほのかに青白い光が所どころで揺れている。

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