E・N・M・A~えんま~


そう――



あれはワタシが巫女だった頃。


閻魔が短気を起こして『竜神』様を殺してしまった時のこと。


あれは本当は『竜神』様は死んでなどいなかった。



ただ、姿を消した…


それだけだった。



そして、ワタシは『竜神』様にこう告げられていた。





閻魔の名を継ぐものが、人界に足を踏み入れ、短気を起こして天界の『竜神』を攻撃した罪は重い。


さらに人界の巫女だったワタシを愛した罪が周知の事実として知れ渡ったならば、閻魔は地界にはいられなくなってしまう。

そう『竜神』様に伝えられ、ワタシはどうすれば閻魔を助けてやれるのか、と聞いたんだ。



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