E・N・M・A~えんま~



胸が苦しい…




心の奥で葛藤する気持ちに、気分が悪くなりそうだ。




「…なして…。」



ワタシは吐き出すように言った。



「なんだ、千夏?」



閻魔と母が首をひねった。




「手…を…。



その手を離し…て…」




蚊の鳴くような声でしぼりだしたワタシに、じっと様子を見ていたシュウの口許が少し持ち上がった。



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