真っ白のラブレター

「よう!」

「どうして、楓山なの?」


朝早くにたたき起こされた穂風は大きなあくびをふわーっとしながら、不機嫌な声で聞く。


「いいだろ。なんか、懐かしくってさ。ほら、行くぞ」


強引な歩に穂風もしぶしぶ着いていくことにした。


「たまには、外で朝食なんてのも悪くないだろ。ほら、俺のおごりだからさ」


歩は近くのコンビニで買ってきた袋を振って見せた。
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