ドラマチックSボーイ
しばらくして、
~♪~♪
後ろから可愛らしいメロディーが会議室内に響いた。
それは鈴さんのケータイの着信を知らせる音
「はいはーい」と呟きながらジーパンのポケットからそれを取り出しメロディーを止めた。
鈴さんが話始めたと同時に
私は再び雑誌へと目を移す。
どこを読んでも…彼女を罵ることばかり。
なぜか胸の中が黒い何かによってムカムカしてくる。
…本人じゃなないのに。
「は?!どういうことですか?!」