Angel Love〜愛は天使からの贈り物〜
「私には和樹しか居ないんだよ!お願い…行かないで…」
泣きながら叫ぶ私を、周りの人達は同情するのかな…

和樹の浮気の原因は寂しさからだった。それから何回か連絡がきたが、私はもぉ和樹なんて…いや、全てがどうでもよくなり、何も考えたくなかった。


次の日、私は飛鳥に全てを打ち明けた。
飛鳥はカナリ切れてた。

放課後、私は家の近くの公園で抜け殻のようにベンチに座っていた。

「瞳…」

誰かに呼ばれてる。振り向かないとって頭では分かっているのに、動けない。目線も一点を見たままの私。
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