ユメモノガタリ。


ユメをみた。

緑が広がる公園で、私の手を優しく引く、ほんの少し前を歩く背中を見ていた。

その背中は彼だということを、私は知っている。知っている。けれど、だから、確かめたくて。立ち止まってみせれば、繋がれた手から伝わって、彼も立ち止まった。

彼は振り返ると、『どうしたの?』と優しく微笑んだ。


「好きだよ」

「僕も君が、好きだよ」

また穏やかな公園を二人、手を繋いで歩いた。


これはなんて
愛おしい、ユメだろうか。




*end*
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