my sweet love 〜extra〜
結局覇瑠が心配で朝早く来た
まだ眠っているかと思って
病室をのぞいたら
覇瑠は窓の方を向いて座っていた
「はる」
そう声をかけて覇瑠の視界に入ると
涙をこぼす覇瑠がいた
「覇瑠荘なら大丈夫だよ
不安な時1人にしちゃってごめんね」
「ぅぅん…」
「具合はどう?
昨日家で倒れたんだよ覇瑠」
「ごめんね…迷惑かけて」
「ううん。そんなことないよ
はる全然食べられなくなってたでしょ?
だから栄養がたりなくなっちゃって
倒れちゃったんだ
少しずつだけど荘も回復して来てるから
覇瑠も少しずつでいいから
元気になれるといいね
食事無理しなくていいから」
「ずっと…気持ちわるくて
食べないとって、わかってるのに、
食べられなくなってた…」
「そうだったのか…
今日か明日くらい落ち着いたら
胃の検査してみよう
覇瑠すこし疲れたでしょう
横になろう?」
すこし心が楽になったのか
覇瑠は横になるとすこしして
自然に眠りについた