my sweet love 〜extra〜



「おはよう〜」


静かに入った家にはすでに電気がついていた


「あ、龍!おはよう
智大丈夫だった?」


「おはよう
夜中病院連れて行って今は病院で点滴してる
今日の午後の様子によっては
そのまま泊まってもらう感じ
今朝9度もあったし喉もきつそうだから
俺的には泊まる方がいいかなと思ってる」


「そっか…大丈夫かな…心配」


「薬が効いて眠れてるから楽だと思うよ
俺さ、今日午後から仕事で当直なんだ。
もし良ければ今日うちに泊まる?
柚も家で1人だし2人で過ごせば?
その方が少しは気紛れるんじゃない?」


「私のことまで心配してくれてありがとう
今日帰れる事の方が難しいんだよね…
家に帰ってきて辛い思いするならその方がいいし
智に心配かけない意味でも今日は
柚とゆっくり楽しもうかな」


「ほんとは心配でそばにいたあげたいのに
そうさせてあげられなくてごめんな」


「ううん!私が移ったらって考えてくれるの
智もきっと同じだと思うから。
ありがとうね
夕方くらいになったらお邪魔しようかな?
少し家のこともしておかないと」


「じゃあ柚に伝えておくね。
バタバタして疲れてると思うから
悠もあんまり無理しないように」



「はぁい」




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