諸々の法は影と像の如し
 さて今回、いつものように実在の人物を使っております。
 晴明と道満の術合戦の後のごたごたに、何故『孫』の章親と『子』の道仙が絡むのかは、作中にもあったけど、ほんとに晴明と道満は年齢差があったから。
 道満のほうが、かなり若かったようですよ。

 蘆屋 道満は大抵悪者として書かれてますが、実際はそうでもなかったらしい。
 いや昔のことだし、ほんとのところはわからないですけどね。
 そうじゃないって文献もあり。

 ここでも道仙はともかく、道満(と兄)は良い人です。
 ちなみに道仙の兄の名が出て来ないのは、わからなかったから。
 惟道は創作です。

 章親は今までに書いたことのないキャラだと思います。
 情けない草食系。
 あ、だから筆の進みが悪かったのだろうか。
 はたして章親は全編通して成長したのか?

 ちなみにタイトル『諸々の法は影と像の如し』の意味はですね……
 多くのものは影や映像のようなもので実体はない、みたいな感じの意味ですね。
 『六根清浄大祓』という祝詞の中の一節です。

 とにもかくにも、ようやく終われて一安心。
 平安モノは思いっきり京都だから地理的に書きやすいんだけど、世情とか官職とかが難しい。
 逆に江戸は地理がさっぱりわからない。
 まぁ時代が江戸ってだけで、舞台は京都にするんだけどね。

 あらゆる距離感って左近は大事なんですよ。
 位置関係がわからないと、左近は書けない。

 次の歴史モノは、多分舞台は京都の江戸剣客モノかな。
 次こそばんばん斬り倒したいけど、もしかするとちょっと異色なものを挟むかも。

 それでは次の作品でもお会いできることを祈って(^人^)


2016/09/19 藤堂 左近
< 327 / 327 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

あやかしあやなし

総文字数/92,988

歴史・時代139ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
時は平安。 都から遠く離れた化野の地。 訪れる人もないこの地に、 あやかしだらけの寺がある。 あやかしにまみれて暮らすのは 都からやって来た訳ありの惟道(これみち)。 そんな荒れ寺に、都でのあやかし狩りの噂と共に 一羽の烏天狗が何かを抱えてやって来る……。 *************** 2020/11/7:開始 2024/12/28:完結
小咄

総文字数/803,831

その他497ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今までの作品のキャラを使っての 番外編のようなもの。 皆様からのリクエストで成り立ちます。 あらゆる設定に、左近のキャラを 突っ込んでみませんか? 1つの節が、1つのお話の短編集。 ★小咄ネタ募集中★ 『このキャラを、こういう設定で』 などなど。 感想ノートまでどうぞ~ヽ( ̄∀ ̄)/ ・:・。゜・:・。゜・:・。゜・:・。゜・:・ 4/20~4/26 諸々の法は影と像の如し 【とある安倍家の一日】 更新 ・:・。゜・:・。゜・:・。゜・:・。゜・:・ ☆2014/02/04:開始☆
創作に関するあれやこれや

総文字数/50,811

実用・エッセイ(その他)67ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今までの作品の後書きに書ききれなかったもの(まだあるらしい)や 時間が経って思うこと その他 ちょっとした雑記的な記録。 自分じゃあんまりわからないけど 多分ネタバレ満載です ☆不定期更新☆ *************** 2018/07/15:開始 2018/12/20:完結

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop