ふたり





「え‥。―‥、」

私が返事に悩んでいると…、




「悪いけど、2人で乗ってきてくんね-?

俺達2人で回るわ…。」




そう、唯尋と巧に説明した淳。



私が絶叫系が苦手とは伝えずに…。




さすがだよ…。





多分、唯尋は私が絶叫系が苦手と知ったら‥



「ごめん。知らなくて。」


って謝ってくると思う。



別に唯尋が悪い訳じゃないのに‥




気まずくなっていたと思う‥。





そして、その気まずさに唯尋は責任を感じてしまうと思う‥。




人一倍、責任感の強い唯尋だから…




人一倍優しい唯尋だから…





そうはなりたくなかった。




だから、断れなかったし‥



上手い断り方も分らなかった。






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