わたしがあなたを愛した証拠
声と共に、わたしの周りは暖かい光に包まれた


光もおさまり、そっと目を開けてみた


すると目の前には不思議なことが起こる前と
変わらない光景があった


「か、みさま?」


「やはり、君には素質がある」


言っている意味がわからなかったが少しいつもと違う感覚への驚きの方が強かった


神様の声が直接、脳へ届いているような感じがした


それに、いつまでたってもチャイムの音が聞こえない


< 43 / 51 >

この作品をシェア

pagetop