一滴の優しさを


数日は何にもない

ただ一人を除いては

同僚がお見舞いしたいっていうなか

南武だけは
鼻唄を歌っていた


祥平は私の元に帰ってくれた
祥平は私のもの
誰にも渡さない


「南武さん、一緒に行く?」

「行きません、何故行かなければいけないんでしょ?」


「ザマーミロ祥平を横取りするから・・・」心の中で言ったつもりだったが声にでていた


「南武さんあなた何を?岡田さんにザマーミロて?」

「あら、声にでていた?そうでしょ?私の彼を横取りしたからバチが当たるのよ」



そうよ祥平がいれば私は何にもいらない

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