続・俺と結婚しろよ!
「咲良」
光樹があたしを見る。
思わず飛び上がりそうになった。
「咲良、Fの人と付き合ってるんだって?」
頷きたい。
それなのに、頷けないあたし。
なんでだろう、あんなに賢ちゃんが好きなのに。
光樹なんて、過去の人なのに。
「僕と別れたことも、後悔させてやる」
その言葉に、
「えぇッ!?」
空気の読めない修也が驚く。
そして、光樹に詰め寄る。
「君、咲良ちゃんの元カレなの?
……てか、咲良ちゃん、狙ってるの?」
光樹は照れもせず、こくりと頷く。
そんな光樹から目が離せない。
好きだった。
光樹が大好きだった。