続・俺と結婚しろよ!
「賢ちゃんがどんな人でも、あたしが好きなんだからいいじゃん!!」
昔は僕に対して、そんなことを言ってくれたのに。
それなのに、今は僕なんて、見向きもされない。
悔しい、すごく悔しい。
部屋の中に、再び沈黙が舞い降りた。
碧と酙はあからさまに気まずそうに目を伏せている。
そして、玄は何も言わず、僕を見続けていた。
そして……
「どうなんだ」
艶が静かに聞いた。
「お前はどう思ってんだ、賢一」
艶は、彼を玄とは呼ばなかった。
艶に呼ばれた玄は、少し驚いたように彼を見た。
そんな玄に、ゆっくり頷く艶。
そして、
「俺は……」
玄は口を開いた。