続・俺と結婚しろよ!
結局、日付けが変わっても、賢ちゃんは帰ってこなかった。
帰ってこないどころか、LINEすら既読にならない。
本気になったFはすごい。
そんな頑張り屋の賢ちゃんに、あたしは何か出来ないのかな。
あたしの歌とギターじゃ、何の助けにもならない。
そんなことを真剣に考えながら、あたしは眠りについた。
夢の中で、足音が聞こえた。
大好きな賢ちゃんの気配がして、あたしは目を開けたんだ。
「おめでとう」
賢ちゃんは、そっとあたしの頭を撫でた。