続・俺と結婚しろよ!
そんな蒼さんに見送られ、あたしたちはビルを出た。
「蒼も気の毒だな」
賢ちゃんが苦笑いしながら言う。
「それでも、アイツはFの活動も容認されている。
普通なら副業と怒られるのに。
すげぇな、あいつの人望だろうな」
あたしはその言葉に頷いていた。
「Fの蒼さんもすごいけど、会社員の蒼さんもすごいと思った」
すると、不貞腐れたような顔で賢ちゃんがあたしを見る。
「咲良、また蒼かよ。
そりゃカッコイイもんな、蒼は」