続・俺と結婚しろよ!






「この曲の作詞は、新沢さんですね?」



「はい!」




先ほどの失敗を取り返すため、きびきびと返事をする。





「新沢さん、この歌詞はどんなことを思い浮かべて描きました?」




その質問に答えるあたし。




「こんな人が好きだな、と思いながら描きました。

優しくて、オトナで、良き理解者で。

だけど、肝心な時には叱ってくれるような」




だけど、



「それって、先日結婚された玄さんのことですか?」



図星の質問に、



「ど……どうなんでしょぉ」



真っ赤になっていた。






駄目だ駄目だ。

賢ちゃんのことになると、ふにゃふにゃになってしまうあたし。

こんな時ですら、賢ちゃんを思うと身体が熱くなる。

きゅんという。

ヤバいな、あたし。

賢ちゃんのことが、好きすぎて!



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