続・俺と結婚しろよ!
あたしは賢ちゃんを、ありったけの笑顔で見る。
賢ちゃんも、いつもの優しい笑顔であたしを見た。
視線がぶつかり、胸がきゅんと甘い音を立てる。
あぁ、駄目だ。
やっぱり賢ちゃんには敵わない。
「そんなわけで、一位おめでとう」
賢ちゃんはそう言って、箱からケーキを出す。
出てきたケーキは美味しそうな苺のホールケーキで。
なんと、ギター型のチョコに、『咲良♡おめでとう』の文字。
涙が出るのを、必死に我慢した。
「賢ちゃん……ありがとう」
胸が痛い。
賢ちゃんの優しさが胸に沁みる。
「賢ちゃんのおかげで、元気になれた」