続・俺と結婚しろよ!
「やったって……
やったよ」
わざとそう言ってやった。
すると、ますますヒートアップする賢ちゃん。
「マジであの男、咲良のこと狙ってんのかよ!
許さねぇ!
俺のスティックしか駄目なんだよ!!」
またまた訳の分からないことを言い出した。
続いて大きなため息。
「俺の咲良なのに、テレビで毎回これ見ないといけねぇのかよ」
「それはあたしも同じ」
賢ちゃんは少し驚いた顔であたしを見た。
「あたしも毎回思う。
あ、この人、賢ちゃんに抱かれたんだとか。
……すごく悔しい。
でも、どうにもならないの」
どうにもならないから、吹っ切れるしかない。
それに、今の賢ちゃんは、あたしだけを大切にしてくれるから。
それは変わりない事実だから。